2012年3月17日土曜日

高級アルコール系シャンプー

高級アルコールシャンプーは、洗浄成分に高級アルコール系を使用した製品ですが、コストが安いですので一般的なドラックストアやスーパーなどで良く置いてあります。

 

一般的に石油から精製もできるし、植物などのココヤシから精製もできる洗浄剤ですが、石油系界面活性剤と言う認識がある方もいると思いますが、今市販シャンプーでも使用される事が多い高級アルコール系は植物由来のを使用されるので石油系ではない事がほとんどです。主に高級アルコール系の洗浄成分を使用した洗浄剤を数種類ピックアップしたいと思います。

 


唯一の十代の若者たち/十代の話題を聞くことができる音
ラウリル硫酸(Na、TEA、K、アンモニウム)

ドデシル硫酸ナトリウムなどの表記でも見受けられる事のある成分ですが、今ではベースとなる洗浄剤としての使用が少なくなってきた洗浄成分です。大手の企業では使用されなくなってきましたが、たまに使用しているシャンプーもまだまだ見受けられる事もあります。ラウレス硫酸よりも分子量が小さく浸透しやすい面があり、刺激や脱脂力、タンパク質変性作用はラウレス硫酸よりも強いと言われています。またシャンプー以外にも歯磨き粉などにも使用されています。陰イオン性界面活性剤で泡立ちが良く、油汚れに強いためシャンプーとしては皮脂の取り過ぎに関係している。

 

ラウリル硫酸TEA

TEAやNaなどの違いは、ラウリル硫酸トリエタノールアミンとも呼ばれるTEAの方がどちらかというと髪の質感が良く見える様な洗浄剤で、クリーミーな泡立ちと髪や皮膚に対する温和な作用がある点に違いがあります。1970年代に発がん性が疑われこぞって販売メーカーは商品化を自粛し始めましたが、厚生労働省による精密な検査では発がん性は認められないという見解にいたりました。

 


"何ツタウルシは次のようになりません"
ラウリル硫酸Na

どちらかといえば殺菌力が強くシャンプーよりも歯磨き粉などに使用される事の方が多い洗浄剤です。特徴は歯磨き粉の様に粘性が高くドロッとした印象のある洗浄剤ですが、シャンプーとしての使用感や感触と言う面ではラウリル硫酸Naは若干見劣りするため、TEAやアンモニウムを使用する事が多くありました。今ではどれも使用される事は少なくなってきましたが、TEA、アンモニウムは使用されているシャンプーもあります。ラウリル硫酸ナトリウム塩は、殺菌力が強いのでシャンプーとしてはほとんど使用されていないのが現状です。

 


髪が増加脱毛を組み合わせない
ラウレス硫酸(Na、TEA、アンモニウム)

ラウリル硫酸の刺激などを緩和した洗浄剤と言えば分かりやすいでしょう。ポリオキシエチレン酸を付けることで分子量を大きくすることで肌に刺激となる成分の浸透を抑えたのがラウレス硫酸系です。毒性なども抑えられている分刺激面では名前は似ていますが、別物の様になっている洗浄剤です。ただ頭皮に対しては局所的な麻酔作用があり浸透性も高い事から頭皮トラブルの原因にも繋がると考えられている。またシャンプーの洗浄剤としての利用以外にも乳化作用が強いので、乳化剤としても使用されている。ヤシ由来のアルコールから得られたラウリルアルコールを原料としているので植物由来であることがほとんど。かなりの異臭がするため、シャンプーには香料などが配合されている事がほとんどです。

 


パレス硫酸Na

ラウレス硫酸はポリオキシエチレンエーテル硫酸と呼ばれていますが、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウムとも呼ばれているパレス硫酸はほぼ同じ様な作用があります。合成アルコールからというのとヤシ油アルコールとの違いがある点とラウリル硫酸とが混じっていたりする事もある性質がありますが、一般的にラウレス、ラウリル硫酸等よりは生分解性が高いと言われています。しかし脱脂力や洗浄力などはほぼ同等と考えられます。

 

 

ここまでが良く使用されている洗浄成分ですが、メインとして使用される洗浄成分ではラウレス・パレス硫酸系がほとんどです。大きな特徴としてはデメリットもメリットも含まれますが、泡立ちの良さ、サッパリ感、臭いという点が使用される側の大きな印象となるでしょう。

 


サッパリ感と泡立ちの良さと言うのはメリットでもあるのでメインとしてではなく、サブの洗浄剤として使用する事でアミノ酸系洗浄成分のしっとり感にサッパリ感を加えたい時や泡立ちを良好にしたい時に使用されている事もある。高級アルコール系は評判などは比較的悪い印象もあり高級アルコール系全般印象が悪く見受けられやすいですが、比較的良好な高級アルコール系の洗浄剤もあります。

 

脱脂力などは強いのですが、刺激性が抑えられたスルホコハク酸(ラウレス・パレス)2Naなどが当たります。

 

スルホコハク酸ラウレス・パレス2Na

上記の成分と同じ様な精製方法ですが、起泡力が良く、泡の持続性が高いと言う特徴があり、また眼への刺激など刺激の緩和がみられる洗浄剤です。皮膚刺激が少ないと言う特徴から洗浄剤としても少々高額なシャンプーのサブ的洗浄剤としても使用されている。

 

 

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